こんにちは!暑い日が続きますが皆様はいかがお過ごしですか?
今回は、期間限定で販売されている吉野家さんの「親子丼」をご紹介します。
この親子丼、なんでも開発期間が10年もかかっているというから驚きですよね!
吉野家さんの開発者の方々が心血を注ぎ込み素材や調理法にこだわって作り上げた逸品は、はたしてどんなお味なのでしょうか?
早速見ていきましょう!
ご存知ですか?吉野家の歴史。
皆様にとって牛丼と言えばドコの牛丼ですか?
僕にとっては牛丼と言えば大学時代に初めて食べた「なか卯」でした。
そもそも僕にとって初めての牛丼が「なか卯」だったのです。
当時は、下宿の近くの「なか卯」で友人と共に牛丼とハイカラうどん(なか卯の定番で「あげ玉」の入ったうどん)のセットを食べるのが楽しみの一つでしたね。
しかし!かれこれ10年ほど前、突然「なか卯」のメニューから牛丼は姿を消し、その後の僕にとっての牛丼は「吉野家」最高!!に変化を遂げていきました。
そんな吉野家の歴史を皆様はご存知ですか?
牛丼の吉野家は、1899年、なんと明治時代に東京・日本橋の魚河岸で始まりました。
創業者の松田栄吉氏は、料亭で働いていた経験を生かし、忙しく働く職人たちに「牛めし」という料理を提供しました。
この「牛めし」が牛丼の原型で、松田栄吉氏が「牛丼」という名称を考案したとされています。
関東大震災や東京大空襲などの災害にもめげず、吉野家は築地に移転し、魚河岸で働く人々に活力を与え続けました。
こうして吉野家は「早い、うまい」のモットーに、牛丼のみを提供するシンプルなスタイルを確立しました。
たっぷりの牛肉と玉ねぎだけの具材で、牛丼にベストマッチするたれを研究、創業から現在に至るまで、その牛丼のブラッシュアップを重ねてきています。
現在では日本全国に展開する牛丼チェーン店としての確固たる地位を築いていますが、近年は特に牛丼以外のメニュー開発にも意欲的に取り組んでいます。
開発期間10年?!話題の「親子丼」を食す。
今回のミッションはこの期間限定「親子丼」を味わうことです。
吉野家が開発に10年をかけたというこの「親子丼」は2022年4月に初登場しました。販売数は2カ月半で400万食を突破しましたが、たった2ヶ月半で終売。今年4月から再販予定でしたが、卵不足により販売が見送られていました。そして2023年8月24日から満を持して再販開始です。
しかし久々に吉野家さんに来ましたが、どういうことでしょう。
このメニューの充実度は…。
まるでファミレスのようですね。
吉野家さんと言えばカウンター席のイメージなのですが、ココはまるでカフェテリアのようです。
そしてこの店舗にはドリンクバーまであります。
ちなみにこの店舗では、まずレジで商品を注文し呼出しベルを受け取ります。ベルが鳴ったら提供コーナーまで自分で取りに行くセルフスタイル、いわゆるフードコートのようなシステムになっていました。
さあいよいよ吉野家の「親子丼」とご対面です。
ちなみに今回は「味噌汁」とこれもまた吉野家さんの少し前の新商品である「唐揚げ1個」のセットを注文しました。
では!まずはお味噌汁をひとすすり。
お店のメニュー写真ではわかめ入りだったのですが、これは海苔入りですね~。
海苔の良い香りが鼻にふんわりと香ります。
仕様変更があったのかな??
個人的には海苔も大好きなので全然OKなのですが、気にする方もいらっしゃると思うので、写真を変えるなり説明書きを入れるなどしたほうが良いかもしれませんね。
そして本日のメインイベント!「親子丼」の登場です!!
どうですか?この見た目!価格を考えるとかなりの高コスパじゃないですか?
では!いただきまぁす!
うん!なるほど!
これが10年の答えなんだぁ!
親子丼ってとってもシンプルな構成なんですよね。
材料は卵、玉ねぎ、鶏肉、たれ、そして薬味、以上5点。
この親子丼の卵は半熟感はほぼ無いけどふんわりとろっと。玉ねぎはシャキシャキ程ではないけど程よい噛み応えを残した言わばアルデンテ状態です。
そして鶏肉は小さめの一口大に切り揃えられモモ肉とむね肉の割合が大体半々ぐらい。肉質は柔らかくたれがしみ込んでいてとても美味しいです。
ネギのアクセントも効いてます。
そしてこの特製だれ。
これが親子丼最大の味のポイントになると思うのですが、さすが吉野家さん!よく判ってらっしゃるなと感心。
万人好みの甘めで濃すぎず薄すぎずな感じ。豊かな出汁の風味でとても奥深い味わいです。
どちらかと言えば少し薄いかなあと思わせるレベル感のタレがこのようにかなりつゆだく気味に入っています。このおかげで最後まで白飯を飽きることなく美味しく頂けました。
七味をかけて味変すると、一段と味わい深いものになりましたよ。
そして唐揚げです。
これもかなり美味しい!生姜が強めに効いた醤油味ですね。
ご年配の方に気に入られそうなお味だなと思いました。
いやぁ!美味しかったぁ!
コレすぐにでもレギュラー入りして欲しいですね~。吉野家さんどうかお願い致します!
そして美味しい食事をご馳走様でした。
ちなみにですが、実は僕、「なか卯」の親子丼をまだ食べたことが無かったりして…。(笑)
そのうち「なか卯」の親子丼もぜひレポしてみたいと思います。
まとめ
今回は、期間限定で販売されている吉野家さんの「親子丼」をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?僕自身、分野は違いますが商品開発の仕事に携わっていることもあり、新商品にはいつでも興味津々です。もちろん一消費者としてその商品自身を満喫したい気持ちもありますが、同時に開発者の方の企画意図や開発時にどういうところで苦労されていたのだろうといった想像を膨らませたりすることも楽しんでいます。これからもそういった一商品開発者としての目線も交えたカタチで楽しいレポをしていければと考えています。稚拙な文章ですが良かったら今後も引き続きお楽しみ頂けると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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